グラフィックデザイナーがフリーマガジンを経て出版社を立ち上げるまで

グラフィックデザイナーがフリーマガジンを経て出版社を立ち上げるまでのリアルタイムの考えや、失敗を共有していきます。

フリーマガジン立ち上げ、そのきっかけ。

2019年11月名古屋を拠点としたフリーマガジンを創刊いたしました。
きっかけは、デザインの勉強のため購入した一冊の本。



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これは今でも僕の中でバイブル的教科書で、何度も読み返しています。
現在もコンビニや書店に並んでいる有名雑誌の創刊当時のデザインの技術的な事や、
ディレクターやデザイナーとのやりとり、当時の思いが細かく書かれています。

 

普段制作している、ポスターや名刺デザインにももちろん役立ちますが、この本自体が雑誌デザインの組み方を扱っていて、雑誌のデザインにとても興味を持ちました。






●僕が思う、広告と雑誌の違い。

それは、広告は、ドッチボール。
雑誌は、キャッチボールです。

 

広告は情報を伝えたい人に伝えるためにどう目立たせるか、どうインパクトを残し、
訴求するかが基本的に求められます。ターゲットを絞り、豪速球を投げ、ぶつける。
強ければ強いほど、発信力、拡散力、ブランド力が高まります。
ここで言う豪速球は、資金力、デザイン力、アイデア、関わる人の数..etcです。

 

それとは違い、雑誌はキャッチボール、コミュニケーションが大切になってきます。
雑誌(編集者さん)の語り掛けに対して、読者がどう感じるか、共感してもいいし、考えが違っていてもいい。雑誌自体を好きなってくれれば、そこにはたくさんの思いが生まれます。

 

この違いは、人によって考え方は違いますし、例外もありますが、
この違いは大きなポイントだと僕は思っています。





“メリット”ではなく“好き”を発信できる媒体。





それが僕が今、フリーマガジンを発刊して感じている事です。
そしてもう一つ、“趣味”ではなく、“仕事”としてのフリーマガジン。







このブログでは、
フリーマガジンの立ち上げから出版社立ち上げる経過をリアルタイムに発信していきます。
(なので、挫折の可能性もありますw)

 

○創刊までの流れ
○大変だった事
○創刊して改めた感じた課題
○具体的な道筋
○手伝ってくれている仲間たち
○いつまでに出版するか?
○その時の想い

 

など、細かく発信していこうと思っています。





一応編集長をしていますが、文章を描くのはとても苦手です汗




ですが、ブログを読んで少しでも多くの方に、フリーマガジンを身近に、作り手の想い、デザインにより深く興味を持っていただけたら嬉しく思います。




最後まで読んでいただきありがとうございました。